2009年10月19日月曜日

ナチュラルクリーニングについて

ナチュラルクリーニング
以前、少しだけ書きましたが、今までの我流のナチュラルクリーニングを見直してみようと思い、「重層・石けん・クエン酸 ピカピカ そうじ&洗濯術」(かわさきかえるプロジェクト/NPO法人 川崎市民石けんプラント監修)という本を購入したという話を投稿したと思います。この本から学んだ事、また、別の事で再学習したことなど、記憶の定着のために、知らなかったことなどをまとめて書いてみたいと思っていましたので、ここにまとめてみます。

{掃除に使っている材料}
重層、セスキ、石けん、クエン酸、炭酸水
(炭酸水、石けん以外は、水溶液と粉末を作って使用)

{これから使ってみたいもの}
酸素系漂白剤

{汚れ落としの力}

1.アルカリ性
重層(弱アルカリ性)< セスキ < 純石けん < 酸素系漂白剤(アルカリ性)
(重層が一番phが低い事を知らずになんとなく使っていた。)

2.酸性
炭酸水 < 食酢 < クエン酸
(クエン酸が一番酸性度が高いことを知らなかった)

{素材詳細}

重層・・水に溶け易いとはいえない(と思う)研磨剤として使用する。湿らせると、結晶のカドが取れるのでステンレスを傷つけずに洗える。脱臭剤としても使用可能。酸で中和すると二酸化炭素が発生するので、パイプ内のクリーニングに使用可能。水溶液を掃除に使ったあとは、クエン酸で中和すると、拭き後が残りにくくなる。石けんとあわせて、重層ペーストを作って使用する。

クエン酸・・水に溶け易い。水垢、石けんカスなどの弱アルカリ性の汚れを取る。雑菌の繁殖を抑える。金属には使わない。

セスキ炭酸ソーダ
・・重層と炭酸塩を混ぜた洗浄剤。重層より水に溶け易い。アルカリに弱いウール、シルクの手洗いに使用可能。

酸素系漂白剤・・塩素系漂白剤とは違い、40度以上の湯に溶かすと漂白作用が起こる。シルク、ウール、金属に使用不可。ステンレス、ホーロー鍋を煮洗い可能。浴室タイルの目地にできた黒カビを取れる。

界面活性剤について・・適量を守らないと、石けんは効果が出ない。いつまでもつけおきしていると、界面活性作用が弱まり、効果が出ない。

{汚れの取り方}

酸性の汚れ・・アルカリで取る(酸性の汚れ=手あか、匂い、汗よごれ)
アルカリの汚れ・・酸で落とす(アルカリの汚れ=尿、石けんカス、魚の生臭さ、水垢、ヤニなど)

本を読んだ後、実践しよかったこと
・魚のグリルに、重層をふりかけて水を入れて魚を焼く・・汚れが落ち易い
・重層でシンクを洗ったあと、クエン酸で中和・・重層の白い取り残しが出にくい

今までうっかりして失敗したこと
・魚の生臭さを消す為に、魚グリルにクエン酸+水でつけおきしてしまい、少し白く塗装がはげてしまった事。(金属と酸は酸化するから駄目なのにね〜)

今後は、こげついた鍋や五徳を酸素系漂白剤で煮洗いすることや、ステンレス系の表面についた汚れを炭酸水で取るというのも、実践していきたいです。

本を読んだにもかかわらず、「あ、この汚れにはこれだね!」という風に閃かず、なんとなく、適当に重層やセスキで汚れ落としをしてしまったりしていて、自分にイライラする(笑)ことが多いです。こまめに実践できるように努力したいところです。

注意*ここに書いてあるのは、本を読んで簡単に自分の為にまとめたものです。実践する場合は、私の記事は参考程度にし、ご自分で改めて調べてから行って下さい。